令和元年ケアマネ試験(前期)過去問題-介護支援分野6
指定居宅介護支援事業者について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 被保険者証に認定審査会意見の記載があるときは、その意見に配慮した指定居宅介護支援の提供に努めなければならない。
2 事業所の現員では利用申込に応じきれない場合には、サービスの提供を拒むことができる。
3 管理者は、管理者研修の受講が義務づけられている。
4 通常の事業の実施地域以外であっても、交通費を受け取ることはできない。
5 利用者が30人の場合には、介護支援専門員は、非常勤で1人置けばよい。
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正解:1,2
正解は1,2です。
2の提供拒否については、正当な理由がなければ提供を拒否してはいけないとなっていますが、原因で対応できないことや提供範囲外などは正当な理由として認められています。
管理者には管理者研修の受講が義務付けられているという3番の選択肢。現在は主任ケアマネ研修を修了していることが管理者要件に加えられているので、なんとなく管理者研修と主任ケアマネ研修を混同してしまった方もいるかもしれません。主任ケアマネ研修で管理者に必要なスキルや知識の勉強なんてしません。ただひたすら事例検討です。
交通費を受け取ることはできますが、事業所の運営規定や重要事項説明書に記載が必要です。
利用者の数が30人未満であっても、介護支援専門員は常勤が1以上必要です。管理者業務などの兼務は認められていますが、常勤であることは必須です。
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過去問題(介護支援分野)