試験まで残り一か月を切りました!平成30年度の合格率はどうなる?注目の法改正、出題ポイントは?
何が変わる?平成30年度ケアマネ試験
平成30年度のケアマネ試験まで、残すところ一か月を切りました。
今年のケアマネ試験、試験開催日は10月14日です。ってこのブログを見ている人は知ってますよね。。。
今年度から大きく変わったこととしては、受験資格が変更となり、
従来の受験資格として認められていた介護実務経験のみの受験などができなくなりました。
以前の記事でまとめていますので、詳しくはこちらをご確認ください。
今回から、受験資格の面で絞り込まれますので、
例年よりは受験者数自体も減少すると思われます。
今後は、介護福祉士自体の数が少なくなっています(介護福祉士養成校の入学者も減少しています)ので、
受験者数が大幅に増えるということは考えにくいと思います。
また、前回ケアマネ試験の合格率は21%を超えていました。
なんでこんな上がったのかはわかりませんが、
ケアマネ資格取得者の世代間バランスという意味もあるのかと思います。
介護保険制度がスタートした時期にケアマネ資格を取った人が圧倒的に多いのですが、
そのころ40~50歳台だった働き盛りのケアマネたちも60~70歳台になり、退職を迎えることになると
現場で働くケアマネの数自体が減ってしまっているわけです。
これまでケアマネの質を保つという名目で合格率を絞り込んでいたのですが、
これによりケアマネの世代別バランスというのが非常にいびつな形態になっていると思われます。
現場で稼働できるケアマネの数を維持するためにも、
合格率でいうと20%程度の合格者数は必要という状況にあるのではないでしょうか。
このペースでの合格率が維持されるのであれば、
ケアマネ試験受験者数減+合格率上昇
という好循環。ケアマネを目指す方にとっては追い風なのではないでしょうか。
今回のポイントはズバリ法改正
今回のケアマネ試験のポイントは何といっても法改正に関する部分だと思われます。
これまでも、法改正が行われた後のケアマネ試験では制度改定の内容についてしつこく出題されるという傾向がありました。
となると、
過去問対策だけでは補えない法改正の部分の対策が重要なポイントになってくることは間違いありません。
法改正といっても、非常に広範にわたるものでしたので、
ポイントを絞って今後紹介していきたいと思っています。
医療との連携や地域の社会資源の活用など、
地域包括ケアシステムを推進するための法改正という側面から、
どんな加算が新設されたのか、
どんな人が支援にかかわれるようになるのか、
そういった部分の理解力が問われてくるのかと思います。
また、制度上、共生型サービスにより、介護保険での要介護高齢者に対するサービス提供と障害福祉サービスとの垣根が部分的に取り除かれましたので、
障害福祉サービスでの相談支援員との連携や障害福祉についての基礎的な知識が問われることも可能性としてでてきました。
残り一か月、このブログでも法改正のポイントについて紹介していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。