注目、介護予防・日常生活総合支援事業とは?
これって、来年4月からの制度改正じゃない?とチェックしていない方も多いかと思いますが、
既に制度化はされており、
現行制度上では市町村ではこの介護予防・日常生活支援事業か予防給付を選択できるようになっていますので、
実際に制度が運用されている地域もあります。
ということで、前回試験でも、出題されました。
介護予防・日常生活支援総合事業について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 市町村の判断により実施する。
2 市町村の事業であり,委託することはできない。
3 要支援者に対する介護予防が含まれる。
4 配食,見守りなどによる日常生活支援が想定されている。
5 包括的支援事業の一部である。
正解は、1・3・4ですね。
制度についての具体的な内容については、厚生労働省の手引きなどを確認いただくことがいいかと思いますが、
一番重要なのは市町村の事業として行うということですよね。
地域の実情に合わせて、地域の自主性を活かして、
配食・見守りや買い物・掃除などの家事支援などのメニューを提供するというものですね。
非常に簡単に言うと、要支援への訪問介護や通所介護ではコストがかかりすぎるので、
持続可能な制度として、市町村主導で、ボランティアなどを活用したこの制度を要支援の利用者に
(半ば強引に)適用させているような印象ですが、
そこまで露骨な言い方では出題されないだろうとは思います。