ケアマネ国家資格化へ？ケアマネ国家試験という関門。
ご存じのとおり、衆議院議員選挙にて自民党が圧勝し、自民党が衆議院の過半数を占めるようになりました。
自民党が政権公約に挙げていた内容の中に、
「ケアマネの国家資格化」という文章があります。
居宅介護支援事業所の経営の独立性・中立性の推進を図るとともに、特養・老健などの「介護保険施設」において介護支援専門員の専従化を進め、自立支援や在宅復帰に向けた施設機能の強化と活性化を図り、高品質な介護サービスを提供できるシステムをつくります。また、それらを促進するため、社会保障制度において重責を担う介護支援専門員の国家資格化を目指します。居宅介護支援費に関しては、誰でも公平にケアマネジメントが受けられるように、介護保険制度で全額
を賄う現行制度を堅持します。
これを読んだだけではわかりにくいのですが、
「介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討会」で提案されている
ケアマネの国家資格化への提案（pdf）がもとになっていると思われます。
これによると、現行ケアマネも国家試験を合格しないとケアマネとしての業務は行えなくなります。
新しくケアマネの資格を取るには４年制の大学を卒業して国家試験を合格し、
なおかつ１年間のインターン期間を経てようやく保険適用が認められるという、
かなり厳しい基準を設けています。
つまり、ますますケアマネは狭き門になるということです。
ケアマネ試験はここ２年連続で20％以下の合格率ですが、
今合格しないと、ケアマネになるチャンスを失ってしまうことになりかねません。
ケアマネ試験を合格するなら今しかない、そう考えて受験勉強を進めてください。
