平成23年ケアマネ試験過去問題 介護支援分野-問24
自宅で暮らしている利用者Aさんは,最初の面接で「自分ができないことをやってもらえばいいし,サービスを使うのは権利だ。ケアプランはいらないか
ら,何曜日にどんなサービスが使えるかを書いた紙だけをくれればいい」と言っている。 介護支援専門員の対応として,より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 「私は専門職で,いろいろな指導もできますし,生活はきちんと管理して差し上げますから,まずは私の言うことを聞いてください」と話した。
- 「サービスを利用する権利があることはそのとおりです。しかし,ケアプランを作らないと規則違反になりますから,そのようなご意向でしたらほかの事業者と契約してください」と話し,利用者宅を辞した。
- 「あなたがサービスを利用して楽しく幸せに暮らせるように願っています。それを実現するために,どんなサービスが必要か相談させてください」と話した。
- 「サービスは一緒に考えましょう。でもケアプランは必要なものです。良いものを作りますから私に任せてください」と話した。
- 「私の仕事は,できないことを補うサービスを入れて終わりではありません。どのように毎日暮らしたいと考えておられるか教えていただいたら,それをケアプランに目標として書き込んで,一緒に持っていましょう」と話した。
正解:3,5
4って言っちゃう気持ちもわかるけれど、
ケアプランは共同作業というのが大前提だということですよね。
実情からいえば4は正解なんでしょうけれど、原則は×ということで。
こちらで原案を作ってきますので、それをもとにご意見をお聞かせください、くらいだったらまだアリですかね。