令和元年度ケアマネ試験、終了!してないところもある。時間差試験開催・試験日延期。異例ずくめの合否判定・合格ボーダーラインは?
台風19号がケアマネ試験を直撃
令和元年度ケアマネ試験。台風の影響をあまり受けなかった地域は本日開催されています。
ただ、昨日お伝えした記事でお伝えした通り、台風による交通網の問題などから試験を中止した地域や、時間差で午後開始になった地域もあります。
最大規模というクラスの台風に、河川の氾濫やJR・私鉄各線の運休など、これまでにない台風被害が生まれています。
いまだに台風で孤立した地域で奮闘する介護職員の皆様もいます。停電などのトラブルの中でも利用者の安全を守ろうとする介護職員の皆様がいます。本当に頭が下がる思いです。
令和元年度ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)はそんな状況の中で行われました。
中止の自治体、試験日はいつ?
本日のケアマネ試験の中止を発表した都道府県は11自治体にのぼります。その中には、東京都・神奈川県などの首都圏も含まれています。
また、今日開催したとしても、時間を変更した自治体も7あります。
今回のケアマネ試験の受験者のうち、半数近くが中止や開催時間変更の影響を受けたことになります。
試験問題の持ち帰り禁止
中止になった都道府県の対応についてはまだアナウンスされていません。
延期になるのであれば、いつ開催されるのか。
また、今回の問題とは違う問題を出すのであれば、問題の内容や難易度で不公平が生まれるのではないかなど、様々な意見が飛び交っています。
当面の対策として、今回の受験者は試験問題の持ち帰りを禁止とアナウンスがされていました。
ただ、問題が漏れないということはないでしょうし、自治体によって対応も違うようで、実際に試験問題を持ち帰られた方もいるようです。
おそらく別の問題を作り直すでしょう。
また、公平性を期すために、今日の試験の合格基準点(合格ボーダーライン)と延期分の試験の合格基準点(合格ボーダーライン)はそれぞれ別に設定されることが一番望ましい対応ではないでしょうか。
簡単に言えば、今日開催された西日本ケアマネ試験と、延期して行われる東日本ケアマネ試験があると。そんなイメージでいいんじゃないでしょうか。
まさか、今回中止になった都道府県の試験開催は見送る・・・なんてことにならないことを願いますが。
試験の解答速報は
当然ですが、毎年掲載している解答速報はありません。
試験問題の漏洩と言われても困るので・・・。
ただ、解答速報会などを開催するスクールなども多いようなので、チェックしていきましょう。
不適切問題があったがどうか、合格ボーダーラインがどのくらいに設定されそうか、といったところにも注目が集まりますね。
ちなみに前回の合格基準点(ボーダーライン)は介護支援分野13点(25点満点中)でした。難易度の高い問題が多かったので、このような結果になったのかと思います。
難易度が高いというか、まあ、本当にケアマネの資質を問う問題でも何でもないクソしょうもない問題ばっかりでしたけど。
まずは今日受験された皆様、お疲れさまでした。まだ試験中の皆様、最後まであきらめずに、遠く離れた空の下から気合を送ります!