ケアマネ試験合格基準点(ボーダーライン)の推移
ケアマネ試験の合格基準は?
ケアマネ試験は年に一回の一発勝負。
その合否についてはこのように記載されています。
「介護支援分野、保健医療福祉サービス分野の区分ごとに、正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正する。 」
つまり、70%以上の点数を取れば合格、ではなく、その年の難易度によって補正されるので、必ずしも70%の点数を取ったからといって合格ではないということです。
それではこれまでのケアマネ試験ではどうだったのか。
そのボーダーラインとなる合格基準点を振り返ってみましょう。
ケアマネ試験、合格基準点(ボーダーライン)推移
区分 | 全員 支援分野 | 介護福祉士 医20 | 看護師 医5+ 福15 | 資格なし 医20+ 福15 | 医師 福15 | 国家資格 2種 所持者 医総5 | 合格率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第17回 (2014年) | 14点 | 13点 | 16点 | 25点 | 13点 | 3点 | 19.16% |
第16回 (2013年) | 15点 | 15点 | 14点 | 26点 | 12点 | 3点 | 15.46% |
第15回 (2012年) | 15点 | 12点 | 14点 | 22点 | 12点 | 3点 | 19.0% |
第14回 (2011年) | 15点 | 11点 | 14点 | 23点 | 13点 | 2点 | 15.3% |
第13回 (2010年) | 14点 | 15点 | 15点 | 25点 | 12点 | 4点 | 20.5% |
第12回 (2009年) | 15点 | 10点 | 13点 | 20点 | 11点 | 3点 | 23.6% |
第11回 (2008年) | 15点 | 14点 | 14点 | 25点 | 11点 | 3点 | 21.8% |
第10回 (2007年) | 17点 | 14点 | 12点 | 23点 | 9点 | 4点 | 22.8% |
第9回 (2006年) | 17点 | 15点 | 14点 | 25点 | 11点 | 4点 | 20.5% |
第8回 (2005年) | 16点 | 11点 | 14点 | 22点 | 12点 | 4点 | 25.6% |
第7回 (2004年) | 17点 | 13点 | 13点 | 24点 | 11点 | 3点 | 30.3% |
介護支援分野に関しては、25点満点中の13点~17点の間で合格基準のボーダーラインが推移していることがわかります。
25点満点の70%ということであれば、17.5点。
ただ、これまでの推移からみると、70%を下回ったからといって不合格と諦める必要はなさそうです。
それだけ試験の難易度が上がってきていて、ふるい落とすための問題になっていると考えてよさそうです。
保健医療分野は基礎15問+総合5問ですが、20問の試験を受ける介護福祉士等の資格所有者が目指すのは、15問でしょうか。
その年によって合格のボーダーラインの推移も大きいのですが、11点でも合格できている試験もあります。
いずれにしろ、合格通知が届くまでは心配しながら結果を待つことになります。
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