2006年度ケアマネジャー試験問題:介護支援分野-1
介護保険制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 介護保険は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等を対象とする制度である。
- 介護保険は、居宅において自立した日常生活を営むことを目的としているため、原則として、施設サービスの利用は医療的処置が必要な要介護者が優先される。
- 医療保険者は、介護保険事業が健全かつ円滑に行われるよう、協力しなければならない。
- 市町村は、介護保険の保険者として、被保険者への保険給付等に責任を持つことから、介護給付の対象となる介護サービスが不足する場合は、自ら提供しなければならない。
- 介護保険制度の被保険者及び保険給付を受けられる者の範囲については、社会保障に関する制度全般についての一体的な見直しと併せて検討が行われることとなっている。
正解:
1・3・5
介護保険の基本的な部分についてですが、
「社会保障に関する制度全般についての一体的な見直しと併せて検討が行われる」
ことで、社会情勢に大きく左右されることの多い制度ですね・・・。